2010年08月31日
8月31日の記事
まだまだ日中は厳しい暑さが続きますが、今日で8月も終わりですね…
皆様…
今年の夏のいい思い出話、聞かせて下さいね…
Posted by BAR 風 at
19:04
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2010年08月30日
2010年08月29日
8月29日の記事
明治時代から我が国に多くのファンを持つデラックス・スコッチウイスキー、「オールド・パー12年」
厚いボディの中に、ピート香が十分にのり、スモーキーな香味がバランスよく溶け込み深い味わいを持っている…
酒名は、152歳まで長生きした農夫トーマス・パーにちなみ、ラベルには彼の肖像画と生没年が記されている…
このラベルの原画は、時の皇帝チャールズ1世が画家のルーベンスに描かせたものを基としている…
そう…
ラベルの中のパー爺さんは、今日の我が国の悲しい事件をどのように見ているのだろう…
2010年08月28日
8月28日の記事
バーボンのオールドセントニックシリーズの中の一つ、ライウイスキー『ウ゛ェリー オールド セントニック サマーライ9年』
この『ウ゛ェリー オールド セントニック サマーライ9年』は、ライ麦と夏小麦を主に原料にしたもので、ライトで甘い果実香が身上…
高校生の時に付き合ってた彼女の愛読書に、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』があって、何故か感動した事があったのを思い出しました…
その彼女は、短大卒業後、消息が不明になってるらしい…
そう…
きっと誰かいい人に、つかまえられたのだろう…
2010年08月27日
8月27日の記事
恋愛がよく似合うロマンチックなカクテル、「マルガリータ」
テキーラをベースにコアントロー、ライムジュースをシェイク。
1949年、アメリカのカクテルコンクールで優勝に輝いた作品で、作者はロサンゼルスのバーテンダー、ジャン・デュレッサー氏。マルガリータとは彼の恋人の名…
実はコンクールの時点ですでに、運悪く狩猟場で流れ弾に当たって恋人は亡くなっていた。このカクテルは、その悲痛な思いと、恋人マルガリータへのいとおしさを偲び作られたという…
メキシコ生まれの彼女を思い、メキシコ特産のテキーラとコアントローの甘い香りに包まれた優しい味わいに、スノー・スタイルにした塩が悲しい涙を思わせる…
恋人に捧げるために生まれたこのカクテルは、ちょっぴり切なく、ロマンチックな味わいである…
2010年08月26日
8月26日の記事
鮮やかなグリーンの色合いのカクテル、「青い珊瑚礁」
1950年に行われた日本バーテンダー協会主催のコンクールの優勝作品で、作者は名古屋のバーテンダー鹿野彦司氏。
爽やかなペパーミントの風味とジンが合わさり、すっきりした飲み口となっている…
「チェリーブロッサム」に続き本日はこのカクテル、「青い珊瑚礁」…
そう…
あなたの恋は南の風に乗って走っていますか…?
2010年08月25日
8月25日の記事
桜をイメージした横浜生まれのカクテル「チェリーブロッサム」
横浜の名門バーパリのオーナー田尾多三郎氏により考案され、カクテル国際コンクールで賞を取った日本が生んだこのカクテル…
ブランデーをベースに、チェリーブランデー、オレンジキュラソー、レモンジュース、グレナデンシロップをシェイク。
見た目からは甘口系の味わいを想像するが、レモンジュースの酸味で意外とさっぱりした味わいである…
2010年08月24日
8月24日の記事
青い月という名のカクテル、「ブルームーン」
時代も作者も不明で謎が多くカクテルの一つ。
ジンベースに、バイオレットリキュール、レモンジュースをシェイク。
青い月と言うが、バイオレットリキュールを使う為に薄紫色に見える…
このバイオレットリキュールは、パルフェ・タムールと言う名で、フランス語で完全なる愛という意味を持つ菫のリキュール…
菫の妖艶で甘い香りと、美しい薄紫色がより一層このカクテルを謎めかしているように思う…
そう…
完全なる愛には謎が多い…
2010年08月23日
2010年08月22日
2010年08月21日
2010年08月20日
8月20日の記事
バーボンを生み出した父として知られる、アメリカ合衆国のパブテスト派の牧師の名のついたバーボン、「エライジャクレイグ18年シングルバレル」
18年間というバーボンでは数少ない長期の樽熟成により、ブランデーの様な芳醇な香味になった原酒を、他の樽とブレンドする事なくそのまま瓶詰めしたこのプレミアムバーボン…
エライジャクレイグは牧師の傍ら、1789年にケンタッキー州ジョージタウンにウイスキーの蒸留所を建設。
その時に考案したのが、トウモロコシに大麦とライ麦をミックスして火にかけ、糖分を抽出して水を混ぜ、リンゴとプラムを入れて熟成させたのちに蒸留するというもの…
蒸留したウイスキーを内側の焼けた樽に入れ、置き忘れたまま数年後に開けてみると、焦げたオーク樽のために赤味がかった芳醇な液体が現れた、これがバーボンの始まりと言われている…
なんともアメリカンな偶然…
数年間も樽を置き忘れる程、エライジャクレイグ牧師はきっと疲れたのかも知れない…
そう…
エライんジャ…
2010年08月19日
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16世紀のカトリック聖者アビラのテレサの名前で、ラテンアメリカに多い町の名のダークラム、「サンタテレサ1796」
南米の国ベネズエラの首都カラカスから南西に80キロ程下がった、エル・コンセッホという町で1796年に創業されたラムメーカー。
創業200年を記念して作られたこのラムは、最低4年〜35年間フランス製オーク樽で熟成させた原酒をブレンドし、ソレラシステムでさらに6年間熟成させて完成する…
膨大な時間と手間をかけ生まれるこのダークラムは、奥深い味わいと香りがフランスのコニャックに匹敵するとも言われている…
名前もまたいいこのサンタテレサ…
そう…
尽くして泣き濡れて、そして愛されて…
2010年08月18日
8月18日の記事
暑い夏に味わいたいカクテル、「フローズンダイキリ」
ダイキリとは、キューバの都市サンチャゴ郊外にある鉱山の名前。
ホワイトラムをベースに、ライムジュース、キュラソー、シュガーとクラッシュド・アイスをブレンダーに入れシャーベット状にする…
涼を求めるキューバ人が、この鉱山に雪を降らせ雪山に見立てたこのフローズン・スタイルのカクテル…
ホワイトラムの香りとライムがキリッと締まる味わいはまるで…
そう…
口の中で雪山が溶けて行くよう…
2010年08月17日
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エキゾチックな東洋の神秘と言われるシンガポール湾の夕焼けをイメージしたカクテル「シンガポールスリング」
ドライジンをベースにレモンジュース、シュガーをシェイク、それらをソーダで満たしチェリーブランデーを静かに沈める。
シンガポールのラッフルズホテルで1915年に作られたこのカクテル、オリジナルレシピとは違うものの、現在はこのレシピが一般的…
チェリーブランデーのグラデーション効果で綺麗な夕焼けの様に見える…
残暑の厳しい暑さを癒しつつ、グラスの中は…
そう…
終わらないサンセット…
2010年08月16日
2010年08月15日
2010年08月14日
8月14日の記事
昨夜、店の外にあるテーブル席をお客様が自ら移動していた場所が、それはそれでいいなと思い元の場所に戻さず、そのままにしました…
以前、リクエストされた線香花火もこっそり用意してます…
線香花火にマッチをつけて色んな事話して下さい…
Posted by BAR 風 at
19:49
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2010年08月13日
8月13日の記事
黒いオパールという意味のリキュール、「オパールネラ・ブラックサンブーカ」
その名前にもある通り、サンブーカ(無色透明)というイタリア特産のアニス系リキュールの種類の一つ。
原料はエルダーの花、リコリス(天草)アニスやハーブ類を使用しており、エルダーは、サンブークス属の木である事から「サンブーカ」の名がとられている…
エルダーベリーの黒い果実から抽出して従来のサンブーカの製法に加えたこのリキュール…
焙煎したコーヒー豆を3粒浮かべて火を付ければ「サンブーカ・コン・モスカ」…
そう…
ハートに火をつけて…
2010年08月12日
8月12日の記事
有名なグリム童話の名前がついたノンアルコールカクテル、「シンデレラ」
オレンジ、レモン、パイナップルジュースをシェイク。
3種類のジュースが美しい色合いと味わいを生み出している…
舞踏会に行きたいがドレスが無いシンデレラと、カクテルを飲みたいがお酒が飲めないシンデレラの姿がどこか重なる、このノンアルコールカクテル…
シェーカーから聞こえるリズミカルな氷の音、カクテルグラスに注がれる彩りに酔えば貴女も12時を過ぎたシンデレラ…
そう…
時計なんて見ないで、見ないで…