2011年03月27日

3月27日の記事





60年代ローリングストーンズのヒット曲をジャズアレンジしたジョー・パスの「ストーンズ・ジャズ」




「LADY JANE」や「AS TEARS GO BY」等、ストーンズ好きには楽しい選曲ですが、繰り返し聴いていると、「ジャズで聴く宇多田ヒカル」と似たような感覚になりました…




ジャケットは素晴らしいです…  


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2011年03月22日

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ビ・バップ・ムーブメントの中心的な存在だったチャーリーパーカーの絶頂期のプレイを収録している「チャーリーパーカー・ストーリー オン・ダイアルVOL.1」




彼の生涯を描いた映画「BIRD」(1988年製作)は、監督がクリント・イーストウッドだったのですね…
  


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2011年01月27日

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お酒が進むアルバム、「チャーリー・パーカー・ストーリー・オン・ダイアルVol.2」




ジャズ・ジャイアンツと呼ばれるチャーリーパーカーの絶頂期の姿がとらえられているレコーディング。若き日のマイルス・デイヴィス(tp)やデューク・ジョーダン(p)が新しいモダン・ジャズを意気揚々とプレイしていて、全てが偉大なる古典といえるパフォーマンスである。「マイ・オールド・フレーム」をはじめとするバラードナンバーも、いずれも超名演と呼べるものである…






ところで、僕はチャーリーパーカーと聞くと時々、森田童子の「ぼくたちの失敗」の歌詞が脳裏に浮かんで来ます…




「僕が一人になった部屋に

君の好きなチャーリーパーカー見つけたヨ


僕を忘れたかナ…」




この歌のおかげでモダン・ジャズのノリノリの演奏とは逆に、何故か気持ちが内に入って行く事態に陥る時があります…
  


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2011年01月26日

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お酒が進むアルバム、エリック・アレキサンダー・カルテットの「ジェントル・バラッズ」




重量級テナーのブロウと端正なルックスでファンを魅了するジャズ界の貴公子エリックがワンホーン・カルテットによるディープな世界を描く…




全編バラードながら曲によりリズムやテンポを変えている。しかし、どの演奏においてもゆったりとした心持ちの調べが佇んでおり、テナーの太い音色、豪放な響き、気骨ある男の歌心が胸に染みるバラード集である…





ウイスキー片手に、自分の気持ちを音楽に重ねるのでは無く、音楽に今の自分の気持ちが引っ張られる感覚…





その全てに身を任せる男の愛すべき領域。そう、イントロが流れたら…






もう飲むしかないですね…
  


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2010年12月01日

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お酒が進む曲、THE POGUESfeat Kirsty MacCollの「fairytale of New York」




邦題「ニューヨークの夢」は、アイリッシュ・トラディショナル・フォークとパンクをクロスオーヴァーさせたシェイン・ムガウアン率いるポーグスというバンドの名曲にして永遠のクリスマス・ソング…





美しいピアノと暖かいアイリッシュ・トラディショナル・ミュージックに乗せて、老いたアイルランド系移民の夫婦が、ニューヨークでの希望と挫折の人生を愛と罵りの言葉で交換していく歌詞は、一つの映画を見ているかの様で胸が締めつけられます…





「ニューヨーク警察の合唱隊が唄い上げる「ゴールウェイ・ベイ」

そして教会の鐘も鳴り響くクリスマス・デイ」






12月に響き渡る酒飲みの琴線に触れる歌声は、Cat達のアンセムでありレクイエム、そう、イントロが流れたら…





もう飲むしかないですね…
  


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2010年10月19日

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お酒が進む曲、ASTRUD GILBERTOの「FLY ME TO THE MOON」




イパネマの娘で世界的な大ブレイクを果たしたボサ・ノヴァの女王アストラッド・ジルベルトが、アメリカのスタンダードソングを歌う事により、ボサ・ノヴァとアメリカ音楽の親和性を高めている…




アストラッドのリラクゼーションあふれるヴォーカルは、甘く切なく、エレガントで瑞々しい…




「私を月に連れて行って」と、可愛いらしい内容のラブ・ソングがとても似合っている…





夜の酒場に響き渡る歌声は、綾波レイも真っ青、永遠の少女のウィスパー・ヴォイス、そう、イントロが流れたら…





もう飲むしかないですね…
  


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2010年10月15日

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お酒が進むサントラ、「Once Upon a Time in America」




1984年製作のセルジオ・レオーネ監督、脚本の映画。レオーネの遺作にして代表作。音楽はエンリコ・モリコーネ。





美しい映像、音楽…





年に何度か、思い出した様に見てしまう僕の一番好きな映画で、あまりにも思い入れが強いので内容の説明や感想は控えますが、この映画には人生の縮図があると言っても過言では無いです…





バージョン違いで「Amapola」が流れて来る度、ストーリーが始まる年老いたヌードルスが、デボラのダンスの練習を覗くシーンがが出てきて、胸が、心が張り裂けそうになります…





良いものはいずれ通り過ぎますが、素晴らしいものは永遠に心に刻まれます…






そう、イントロが流れたら…








もう飲むしかないですね…  


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2010年10月08日

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お酒が進むアルバム、JOHNCOLTRANE QUARTETの「BALLADS」




コルトレーンファンの中でも最高傑作と名高い名盤。情感と歌心あふれるしっとりとした演奏や展開など、モダンジャズの金字塔といえる…




コルトレーンのバラード演奏は感傷的ではなく、叙情的であるとよく言われている…




甘く切ないテナーの調べ、しかし容易に刹那的、感傷的に陥らない、優美で叙情的なコルトレーンのサックスプレイ。一音一音にまで魂が宿っているかのごとく、しみじみと心に響く…




夜の雨音が哀しいセンチメンタリズムならば、グラスに響く氷の音は、男の心の中のリリシズム…





そう、イントロが流れたら…






もう飲むしかないですね…
  


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2010年10月07日

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お酒が進む曲、CAROLE KINGの「Will You Love Me Tomorrow?」




1960年代、当時のキャロルの夫でもあったジェリー・ゴフィンとの共作曲。これを黒人ガールグループ、ザ・シレルズがレコーディング。このシングルは、黒人ガールグループにとっても初というオマケ付きで全米1位に輝いた…




キャロルは、この名曲を「つづれおり」の中でしっかりとセルフカヴァー。シレルズが体現していたティーンエイジポップの世界観とはまるで違う、より内面的な世界観を見事に演出している…




「これはずっと続く宝もの?

それともほんのひと時の慰み?

あなたのため息の魔法を信じていいのかしら?

あなた、明日もわたしを愛してくれますか?」





女性にとって避けて通れない揺れ動くセクシャリティを、これ程さりげなく、切なく、シニカルにつむぎあげた流麗で美しいメロディラインのポップソングは例がない…





しかし実際、本気でこんな事言われたらオイオイ、ちょっと重たいよ…




とか、夢を奪う様な事を思いながら、そう、イントロが流れたら…




もう飲むしかないですね…
  


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2010年09月07日

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お酒が進む音楽、スタン・ゲッツの「STAN GETZ PLAYS」




ボサノヴァジャズの第一人者で有名なスタン・ゲッツの初期傑作の一つ…





スタンダードナンバーを男性的な楽器といわれるテナーサックスで信じがたい程スムースかつクールに吹き進めていく…




詩情性溢れるメロディックな暖かみにリラックスして、ウイスキー片手に日頃の喧騒が遠くなって行きそうですね…





そう、イントロが流れたら…




もう飲むしかないですね…
  


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2010年09月04日

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お酒が進む曲、エディ・ヒギンス&スコットハミルトンの「My Foolish Heart」




映画音楽の傑作で、ビル・エバンスの名演でも知られるスタンダード…




情緒溢れるピアノと骨太でセクシーなテナーサックスのマリアージュ…




もはや言葉は要らない、ただこのフルボディなダンディズムに身を任せるだけ…




そう、イントロが流れたら…






もう飲むしかないですね…
  


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2010年09月03日

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お酒が進む曲、大野雄二のLUPIN THE THIRD JAZZの「LOVE SQUALL」




ルパンミュージックの生みの親、大野雄二氏がピアノトリオで演奏しているルパンジャズシリーズの第一弾…




TVルパン3世のエンディング曲で、永遠の魅惑の美女、峰不二子のテーマソングでもあるこの曲、「LOVE SQUALL」…





しっとりとしたジャズアレンジでピアノのインストゥルメンタルながら、聴いていると思わず頭の中で歌が出て来そうです…





「グッバイ マイ ダーリン憎い人ね あなた

いつの日にか好きと言って
Oh please make my dream come ture 」





この歌はきっと、不二子ちゃんのルパンに対するアンサーソングなのかな?とかも思いながら、そう、イントロが流れたら…





もう飲むしかないですね…  


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2010年09月02日

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お酒が進む曲、トム・ウェイツの「(Looking For) TheHeart Of Saturday Night」




トム・ウェイツのセカンドアルバムのタイトルになっているこの曲、「土曜日の夜」…





呟く様なガラガラ声、ジャズやブルースをベースにした情緒を巧みに盛り込んだ演奏スタイルが醸し出す独特のムードが、一気に夜の街の路地裏に引き込まれる様です…




特にこの「土曜日の夜」は、男にしか分からない孤独や哀愁が感じる様に思い、何故かウイスキーが飲みたくなります…




「オレの眼に光るゆううつそうな涙のせいか体の芯に震えを感じる

あの頃の土曜の夜は楽しかったなぁ

だけど今じゃ相も変わらず土曜の夜の恋人を捜し続けてるオレさ」





酔っ払いの男のロマンティシズム、そう、イントロが流れたら…





もう、飲むしかないですね…
  


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