2010年08月20日

8月20日の記事





バーボンを生み出した父として知られる、アメリカ合衆国のパブテスト派の牧師の名のついたバーボン、「エライジャクレイグ18年シングルバレル」





18年間というバーボンでは数少ない長期の樽熟成により、ブランデーの様な芳醇な香味になった原酒を、他の樽とブレンドする事なくそのまま瓶詰めしたこのプレミアムバーボン…





エライジャクレイグは牧師の傍ら、1789年にケンタッキー州ジョージタウンにウイスキーの蒸留所を建設。





その時に考案したのが、トウモロコシに大麦とライ麦をミックスして火にかけ、糖分を抽出して水を混ぜ、リンゴとプラムを入れて熟成させたのちに蒸留するというもの…




蒸留したウイスキーを内側の焼けた樽に入れ、置き忘れたまま数年後に開けてみると、焦げたオーク樽のために赤味がかった芳醇な液体が現れた、これがバーボンの始まりと言われている…





なんともアメリカンな偶然…





数年間も樽を置き忘れる程、エライジャクレイグ牧師はきっと疲れたのかも知れない…




そう…






エライんジャ…
  


Posted by BAR 風 at 14:51Comments(0)お酒あれこれ