2011年01月30日
1月30日の記事
この写真では分かりづらいですが、京橋に粉雪が降っています…
ライトアップされ舞う雪は、ロマンチックな夜の世界を演出してくれていますが、いくらなんでも寒すぎます…
Posted by BAR 風 at
18:31
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2011年01月29日
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料理酒扱いではなく、飲むためにあるマディラ・ワイン、「オリベイラス ミディアムドライ 5年」と、「ウェルシュ・ブラザーズ ファイネスト ミディアムドライ」
マディラ・ワインは、ポルトガル領のマディラ島で造られる酒精強化ワイン。シェリー、ポート・ワインと並んで世界三大酒精強化ワインのひとつに数えられている。
白ブドウのヴェルデーリョ種を主体に、マディラ独特の熟成を早めるための加熱処理を施される。
ミディアム・ドライのマディラは、アンバーブラウンの色合いをしており、香りも豊かで、厚みのある甘みが広がり余韻も柔らかである…
2011年01月27日
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お酒が進むアルバム、「チャーリー・パーカー・ストーリー・オン・ダイアルVol.2」
ジャズ・ジャイアンツと呼ばれるチャーリーパーカーの絶頂期の姿がとらえられているレコーディング。若き日のマイルス・デイヴィス(tp)やデューク・ジョーダン(p)が新しいモダン・ジャズを意気揚々とプレイしていて、全てが偉大なる古典といえるパフォーマンスである。「マイ・オールド・フレーム」をはじめとするバラードナンバーも、いずれも超名演と呼べるものである…
ところで、僕はチャーリーパーカーと聞くと時々、森田童子の「ぼくたちの失敗」の歌詞が脳裏に浮かんで来ます…
「僕が一人になった部屋に
君の好きなチャーリーパーカー見つけたヨ
僕を忘れたかナ…」
この歌のおかげでモダン・ジャズのノリノリの演奏とは逆に、何故か気持ちが内に入って行く事態に陥る時があります…
2011年01月26日
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お酒が進むアルバム、エリック・アレキサンダー・カルテットの「ジェントル・バラッズ」
重量級テナーのブロウと端正なルックスでファンを魅了するジャズ界の貴公子エリックがワンホーン・カルテットによるディープな世界を描く…
全編バラードながら曲によりリズムやテンポを変えている。しかし、どの演奏においてもゆったりとした心持ちの調べが佇んでおり、テナーの太い音色、豪放な響き、気骨ある男の歌心が胸に染みるバラード集である…
ウイスキー片手に、自分の気持ちを音楽に重ねるのでは無く、音楽に今の自分の気持ちが引っ張られる感覚…
その全てに身を任せる男の愛すべき領域。そう、イントロが流れたら…
もう飲むしかないですね…
2011年01月25日
2011年01月23日
1月23日の記事
珍しいニッカウイスキー、「ブラックニッカ・メモリアル・スペシャル・ブレンド」
1965年発売以来「ひげのウイスキー」として親しまれているブラックニッカの25周年を記念して発売された限定品。
伝統的製法の直火焚き蒸留による北海道余市のモルト原酒とシェリー樽熟成モルトをはじめとする長期熟成モルト原酒、さらに熟成カフェグレーン原酒をブレンドしている。
2011年01月21日
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謎だらけのアイリッシュウイスキー、「ダニー・ボーイ」
酒名のダニーボーイとは、アイルランドの民謡の題名で、「ロンドンデリーの歌」として知られている旋律に歌詞を付けた歌である…
現行のクーリー蒸留所から発売されている「ダニーボーイ」と同じウイスキーなのかは不明である…(詳細が分かる方は教えて下さい。)
ボトルのネックの付け根に「ウイスキー特級」のシールが貼られているので、1989年の酒税方改正される以前、日本に輸入されていたお酒という事以外は分かりません…
まさしく謎だらけのダニーボーイ…
しかしダニーボーイという名前を聞くと、僕は好きな映画の一つであるウッディ・アレン監督の「ギター弾きの恋」を思い出してしまいます…
2011年01月20日
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店の暖炉ヒーターに火を付けているのですが、カウンターの中は寒々しているのでホットウイスキーを飲んでいます…
ウイスキーを少し入れ過ぎてしまい、いい感じになりそうです…
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21:22
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2011年01月19日
2011年01月18日
1月18日の記事
2月6日(日)アバローム紀ノ国にて、お昼12:00から第38回全国バーテンダー技能競技・関西地区本部大会が行われます…
フレアテンディング・バーテンダーコンペティションと有田みかんカクテルコンペティションも同時開催です。
僕も当日は、大会進行のお手伝いとして参加します。
カクテル大会の出演選手のカクテルや懇親会パーティーや協賛メーカーの試飲ブース等、和歌山でのお酒の一大イベントです。
前売券は、懇親会付きで7500円。カクテル大会観戦のみは2500円です。
普段では味わう事のない雰囲気でのパーティーなので、是非ともドレスアップされてお越し下さい。
前売り券は、当店でも扱っています。
2011年01月17日
1月17日の記事
今日は店も久しぶりの休みなのでゆっくりしてます…
夕方、2月の和歌山で行われるカクテル大会の下準備のお手伝いをしに行きました…
他店舗のバーカウンターの中でお酒を作り、とても勉強になりました…
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23:40
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2011年01月16日
1月16日の記事
UDV(ユナイテッド・ディスティラーズ・アンド・ヴィントナーズ)社のクラシックモルトシリーズ6本の一つ、「オーバン 1980年 ディスティラーズ・エディション」
西ハイランドの地区の中心にあるオーバン蒸留所は、1794年に創業した。蒸留所の立地としては珍しく町の中心に位置している。
オーバンとは、ゲール語で小さな湾の意味。現在も、ヘブリディーズ諸島への玄関口として多くの観光客で賑わっている。
UDV社所有の蒸留所の中から、各地域の特色があるとされている6蒸留所をクラシックモルトシリーズとして発売。普通の熟成期間に特殊な樽での熟成期間を加えた、ダブルマリッジという製法と使っている。
このオーバンの場合、ダブルマリッジにモンティラ・フィノ(辛口)シェリーが使われており、シェリーの熟成木香が強く反映されていて、ドライな味わいながらデリケートな甘みがあり、爽やかな余韻が感じられる。
2011年01月15日
1月15日の記事
カルヴァドスの優秀酒、ペイ・ドージュAC認定の「ロジェ・グルー 8年」
グルー社は、ペイ・ドージュ地区のほぼ中央のオルベック村で、古くからカルヴァドスづくりをしてきた。
今でも同村の自家果樹園のりんごだけを用い、ペイ・ドージュACの品を作り続けている…
単式蒸留の初蒸留液をアルコール分30度で一旦オーク樽に詰め、数ヶ月貯蔵してから再留し、度数70度になったものを再びオーク樽に詰めて本格的な熟成を行うのが特徴的で、手づくり感漂う味わいがある…
2011年01月14日
2011年01月13日
2011年01月12日
1月12日の記事
昨日に続き、サンチェス・ロマテ・エルマノス社のシェリー、「ロマテ レヘンテ パロ・コルタド」
このロマテシリーズは、名称をラベルではなく黒いボトルに直に、しかも長期熟成タイプ以外はブランド名を垂直に印刷してあるのが特徴である…
パロ・コルタドとは、シェリーの数多くあるタイプの中の一つで、酸化熟成系の中でも特に微妙な個性の持つものをいう。
オロロソのボディにアモンティリャードの香りを持つと言われるが、人工的に作ることは出来ず、偶然に現れるのを待つしかない。パロ・コルタドの再生を研究している学者がいるので将来に期待したい…
パロ・コルタドの特徴はアモンティリャードの様に繊細な香りだが、さらにひそかにイースト香が溶け込んでいるといった感じである。ボディもオロロソの力強さより、豊かさが表に出ている。香りの繊細さが力強さを緩和しているからであろう…
2011年01月11日
1月11日の記事
VORS(英語でいうVery Old Rare Sherry)に認定されている長期熟成シェリー「ラ・サクリスティア・デ・ロマテ・オロロソ30年」
1781年創業のサンチェス・ロマテ・エルマノス社は、今では数少ないスペインのヘレス出身の一族が経営するシェリーメーカー。
このラ・サクリスティアシリーズは現在、瓶詰めは終わり、後またしばらくは販売しないとの事で、今後貴重なものとなりそうである…
長期熟成が織り成す香りとうまみ…
コクと余韻の力強さ…
新年早々、凄まじいお酒に出会ってしまいました…
2011年01月10日
1月10日の記事
複数のお客様から一斉にオーダーを受け、何より早くお酒を作ろうとしている時に、いきなり渋く…
「マスター、ダイキリか中キリか小キリのどれかで…」
笑えません、本当に笑えません…
Posted by BAR 風 at
21:21
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2011年01月09日
1月9日の記事
ブレンデッドスコッチウイスキーの最高峰と言われる「ロイヤルハウスホールド」
昭和天皇が英国訪問した事で、英国王室から特別の許可の下、世界で唯一日本だけで販売を許可されたこのロイヤルハウスホールドを飲む事ができるのは、バッキンガム宮殿、スコットランドのヘブリディーズ諸島のハリス島にあるローデル・ホテルのバー、そして日本だけである…(本日より京橋bar風も)
僕がこのお酒について語る事も無いです…
超一級品です…
2011年01月07日
1月7日の記事
複数のお客様から一斉にオーダーを受け、何より早くお酒を作ろうとしている時に、いきなり渋く…
「マスター、ジンパニック一つ、パニック少な目で…」
なかなかウィットに富んだジョークですが、その時ばかりは笑えませんでした…
Posted by BAR 風 at
19:03
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