2010年09月09日
9月9日の記事
スコットランドのスペイサイド、ローゼス地区の銘酒、「グレンロセス1982」
スペイ川中流から北上したローゼスの町の中心部に位置するこの蒸留所の創業は1878年。ローゼス川の谷間にある事からグレンロセスと名付けられた。
ブレンデッドウイスキーのカティサークの核となるモルト原酒のこのグレンロセス、丸型のボトルとブレンダーがテイスティング用に使用するサンプルボトルのラベルをそのまま用いているのがユニーク…
蒸留年と瓶詰年を記載していて、そのボトルごとに違う香りや味を楽しめる…
ローゼス地区を代表する銘酒は、愛らしく素直なヤツですね…
2010年09月08日
9月8日の記事
男が似合うショートカクテル、「サイドカー」
ブランデーをベースにコアントロー、レモンジュースをシェイク。
軍用の乗り物のネーミングがついたこのカクテルには、数々のエピソードがある…
第二次世界大戦中のパリで、いつもサイドカーに乗っていた大尉が作った。いや、作ったのは大尉ではなくフランス将校だ。いや、フランスではなくドイツ軍将校だ。など…
長く人々に愛されているカクテルには、いくつものエピソードがつきものだが、このサイドカーは、どうやらラブロマンスではなく戦争絡みのようだ…
カクテルには、甘い逸話が多い中、たまにはこんな男っぽい云われを持つカクテルがあってもよいのではないだろうか…
2010年09月07日
9月7日の記事
お酒が進む音楽、スタン・ゲッツの「STAN GETZ PLAYS」
ボサノヴァジャズの第一人者で有名なスタン・ゲッツの初期傑作の一つ…
スタンダードナンバーを男性的な楽器といわれるテナーサックスで信じがたい程スムースかつクールに吹き進めていく…
詩情性溢れるメロディックな暖かみにリラックスして、ウイスキー片手に日頃の喧騒が遠くなって行きそうですね…
そう、イントロが流れたら…
もう飲むしかないですね…
2010年09月06日
2010年09月05日
2010年09月04日
9月4日の記事
お酒が進む曲、エディ・ヒギンス&スコットハミルトンの「My Foolish Heart」
映画音楽の傑作で、ビル・エバンスの名演でも知られるスタンダード…
情緒溢れるピアノと骨太でセクシーなテナーサックスのマリアージュ…
もはや言葉は要らない、ただこのフルボディなダンディズムに身を任せるだけ…
そう、イントロが流れたら…
もう飲むしかないですね…
2010年09月03日
9月3日の記事
お酒が進む曲、大野雄二のLUPIN THE THIRD JAZZの「LOVE SQUALL」
ルパンミュージックの生みの親、大野雄二氏がピアノトリオで演奏しているルパンジャズシリーズの第一弾…
TVルパン3世のエンディング曲で、永遠の魅惑の美女、峰不二子のテーマソングでもあるこの曲、「LOVE SQUALL」…
しっとりとしたジャズアレンジでピアノのインストゥルメンタルながら、聴いていると思わず頭の中で歌が出て来そうです…
「グッバイ マイ ダーリン憎い人ね あなた
いつの日にか好きと言って
Oh please make my dream come ture 」
この歌はきっと、不二子ちゃんのルパンに対するアンサーソングなのかな?とかも思いながら、そう、イントロが流れたら…
もう飲むしかないですね…
2010年09月02日
9月2日の記事
お酒が進む曲、トム・ウェイツの「(Looking For) TheHeart Of Saturday Night」
トム・ウェイツのセカンドアルバムのタイトルになっているこの曲、「土曜日の夜」…
呟く様なガラガラ声、ジャズやブルースをベースにした情緒を巧みに盛り込んだ演奏スタイルが醸し出す独特のムードが、一気に夜の街の路地裏に引き込まれる様です…
特にこの「土曜日の夜」は、男にしか分からない孤独や哀愁が感じる様に思い、何故かウイスキーが飲みたくなります…
「オレの眼に光るゆううつそうな涙のせいか体の芯に震えを感じる
あの頃の土曜の夜は楽しかったなぁ
だけど今じゃ相も変わらず土曜の夜の恋人を捜し続けてるオレさ」
酔っ払いの男のロマンティシズム、そう、イントロが流れたら…
もう、飲むしかないですね…