2011年06月08日
6月8日の記事

モスカテル(マスカット)種ならではの上品で爽やかな甘みの極甘口タイプのシェリー、「ホセ・ペマルティンピノ・デ・モスカテル」
モスカテル品種から作られるシェリー。香りにモスカテルの特徴のサワーさが感じられる。
色はペドロ・ヒメネスより淡く、粘度も低めで口当たりも風味もペドロ・ヒメネスより軽やかで爽やかである。アルコール度数は15〜22パーセント。
ボトリングされた商品は少なく、樽出しね状態でヘレスの町中で量り売りされたり、バルで飲まれたりしている。
「ホセ・ペマルティン〜」は、19世紀初め創設のボデガ(ワインメーカーの貯蔵熟成庫)。リオハに本拠を置く実業家マルコス・エキサバル氏がオーナーのフェデリコ・パテルニーナ社の所有ブランドの内の一つである。